Archのオヌヌメゲーム【テイルズオブファンタジア編】


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題名:テイルズ オブ ファンタジア
   TALES OF PHANTASIA
公式ジャンル名:伝説のRPGGBAPSP移植版から導入
発売日:1995年12月15日(SFC)
    1998年12月23日(PS)
   2003年8月1日(GBA)
    2006年9月7日(PSP)
   2010年8月5日(PSP)※クロスエディション
    2013年9月24日(iOS)


<ストーリー>
トーティス村に住む17歳の少年クレスは、幼馴染のチェスターと村の近くの森に狩りに出かける。
猪を追いかけ、森の奥まで行くと、そこには枯れ果てた大木があった。すると光が集まりだし、謎の女性が現れ『木を…汚さないで…』といい、クレスは、葉が生い茂った大木の幻を見る。
その後、チェスターと猪を狩り終わると、村の方から半鐘の音が聴こえてくる…村で何かあったんだと、急ぎ村へ戻る2人。
…しかし、村は何者かに襲われ、建物は破壊され、村人は殺害されていた…そこにはクレスの両親と、チェスターの幼い妹の姿もあった。
クレスは、15歳の誕生日に父から貰ったペンダントを狙った何者かに村が襲われた事を知る…
そして、村人を弔ってあげたいと言うチェスターと別れ、一人、叔父がいるユークリッドへ旅立つ。
なんとかユークリッドにいる叔父夫婦に匿ってもらうが、ペンダントを狙う何者かに脅された叔父夫婦はクレスの身柄を引き渡してしまう。
ペンダントを奪われ、地下牢に閉じ込められたクレスだが、隣の牢屋にいる女性の助けを得て牢屋からに成功する。お礼を言おうと女性の元に行くが…彼女はすでに…
そんな彼女の頼みであった、同じく牢屋に捕らえられている彼女の娘、ミントを連れ、地下牢から脱出するが、クレスは毒を受け、歩くことが出来なくなってしまう。
追っ手と思われる馬の足音が聴こえ、クレスを抱え、逃げるミント…

実は追っ手は敵ではなく、チェスターと襲撃された村を訪れていたモリスンと言う男性であった。彼は、クレスとミントの親と旧知の仲であり、ペンダントを奪われた事を知り、一人で地下墓地へと向かうのであった。

こっそり付いて行った三人は、そこで封印された『魔王ダオス』の復活の儀式を目撃する。クレスのペンダントは、封印を解くのに必要だったため狙われていたのだ。
そして、復活したダオスはその場にいる人を次々と葬り、クレス達もピンチに陥る。
モリスンがある法術を使い、三人を逃がそうとするが、ダオスの攻撃が迫る。そんな時、チェスターが飛び出し、ダオスの邪魔をしたことで、法術は成功。チェスターとモリスンを残し、クレスとミントは、見慣れない場所へと転位されてしまう。

そこは…


<ゲームシステム>
戦闘面
リニアモーションバトルシステム(LMBS)
※移植後はプログレッシブリニアモーションバトルシステム(P-LMBS)にパワーアップ


<概要>
当時としては革新的な『主題歌とキャラクターボイスが楽しめるゲーム』として登場するも、他タイトルに押され、頭角を表すことが出来なかった作品。
その後、次世代ゲーム機であるPSやSSの登場により、次作であるテイルズオブデスティニーが発売される。
デスティニーの売上が好調であったため、システム面や、ストーリーの追加、パーティーキャラの追加など、あらゆる面を強化し、満を持してPSに移植される事に。

これが伝説の始まりでした。

PSへの移植により、今ではシリーズに欠かせない『スキット』『料理』が搭載されることに。
他にも、プログレッシブリニアモーションバトルになった事で、一部の技や術の効果やエフェクトの変更もあり、より遊び易くなりました。
例えば、シリーズではお馴染みとなっている敵キャラをふっ飛ばす『獅子戦吼』も、SFC版では、敵キャラを画面端まで『押して行く』だけの技でしたw
他にも、時間停止が起きていた上級晶術発動時や一部の技発動時にも動けるようになったのが、地味に嬉しかったですね。

今までのRPGにはない、アクション性の高い戦闘。キャラの特技を使い込むことで、奥義が発生する※奥義書が必要な場合あり
などなど、挙げたらキリがないくらい、後の作品への影響を残した作品でした。


【以降、若干ネタバレあり】

 

 

ストーリーもかなり秀逸な仕上がりになっていて、それまでのRPGは基本的には勧善懲悪な感じで、常に主人公サイドが『正義』相手側が『悪』となっていましたが…
最終決戦で明かされるダオスの目的を知った時、とても考えさせられました。
それを知ってからソフト起動時の『この世に悪があるとすれば…それは人の心だ…』の意味が分かり、ゾワッとしまのを覚えてます。

他にも、終盤で再加入する仲間のレベルが、他のメンバーの足元にも及んでないと分かった時の絶望感がすごかったw
まぁ、ちゃんと救済措置はあったんですけどね〜


正直、今の時代からすれば、画質やシステム、すべてが『時代遅れ』と言われてしまうとは思いますが…発売から25年も経ってるんですよ?仕方ないでしょ。
それでも、当時プレイした人からすれば、青春時代を飾った『色褪せない作品』なんだと思います。
今からだってプレイできます!中古でも探せば見つかるし、YouTubeとかにプレイ動画や実況動画あります。
観るだけでもいいから、是非、触れてもらいたい作品です!!